格安通話サービスを使おう
メリット
- 通話料金が約半分になります
- 月額基本料が入りません
- 通話品質は電話回線とほぼ同じレベルです
- スマホでもガラケーでも使えます
デメリット
- 契約にクレジットカードが必要です
- 電話をかける時に一手間かかります
庶民的な「G-call」
通話料金の節約額ではIP電話ソフトや無料通話ソフトに負けますが、電話回線を使っているので通話品質はとてもよく、不安定になることはありません。電話番号は、現在利用している電話番号がそのまま使えます。
電話をかける時に、相手の電話番号の前に0063をつけるだけで、通話料金が半額以下(30秒10円)になります。スマホなら専用アプリを使えば0063を自動的に付加してくれます。ガラケーなら電話帳に前もって0063を登録しておいたり、プレフィックス機能(対応機種限定)を使えばOK。
月額基本料も無料なので、使った分だけの課金であり、とても合理的。
でも公式サイトはデザイン的にダメダメで、怪しい雰囲気すらあります。私はそれを「小さな企業が頑張ってるんだなあ」と好意的に解釈しています(真実は不明)。
強者の風格「楽天でんわ」
G-callに遅れてリリースされたにも関わらず、知名度で圧倒しているであろう「楽天でんわ」。基本のサービスとしてはほぼG-callと同じです。
やはり電話回線を使っているため通話品質に問題はありません。
通話料が30秒10.5円と少し高めですが、かわりに楽天スーパーポイントがつきます。さすが楽天、やりますねえ。ガラケーで利用できるのも同じです。ただし、前につける番号は003768と6桁になります。スマホなら専用アプリも用意されています。
G-call | 楽天でんわ | docomo au softbank |
|
---|---|---|---|
通話料(30秒) | 10円 | 10.5円 | 21円(注1) |
相手への 番号通知 |
△(注2) | ◯ | ◯ |
国際電話 | 安い | できない | 高い |
備考 | (注2)携帯電話には 通知されますが、 固定電話には 通知されません |
(注1)主なプラン の料金です |
合理的なまとめ
サービスとしては互角ですので。どちらを使ってもそう大差はありません。月額基本料はどちらも無料なので、両方契約してみて使いながら決めてはいかがでしょうか。
前回の記事で紹介したSkypeなどのIP電話アプリを使った通話は、通話品質の問題から、ビジネスで使うことははばかられる面があります。その点、データ通信でなく、電話回線を利用したこの2つのサービスならば、通話品質には全く問題がありません。
- 少しでも安くしたい人はG-call
- 固定電話にも番号通知したい人は楽天でんわ