【GR】固定費と変動費について考えよう〜お金が貯まる思考法〜

合理的な節約

節約を継続できるかどうか

setuyaku3
無駄な出費を減らしたい、と思ったときに、どこから見直しをしていきますか?
むやみやたらと出費を減らしてしまうのはいけません。なぜなら出費は

  1. 必要があって支払った
  2. 欲望に駆られて支払った

のどちらかであることが大半です。1を減らすと何らかの不便が生じることが考えられます。また、欲望をコントロールできないうちに2を減らすのは、ストレスが大きくて続かない可能性があります。

ですから、無理なく継続できる形で出費を減らしていきたいものです。

そう思ったときは、出費を固定費と変動費に分類して考えてみましょう。

 

すべての出費は固定費と変動費のどちらかに分類することができる。

setuyaku2
固定費とは毎月ほぼ決まった額が出ていくお金のことです。一般家庭であれば、家賃または住宅ローンの返済額、駐車場の料金、携帯電話の基本料金、電気の基本料金などです。それに対して変動費とは、その月によって支払額が変わるものです。食費、ガソリン代、携帯電話の通話料金(従量制部分)、電気の使用料金(従量制部分)などが挙げられるでしょう。

その固定費と変動費、どちらをまず節約した方が良いのでしょうか。

 

無理なくできる固定費から節約しよう

setuyaku
私は、まず固定費を削減すべきだと思います。なぜなら、変動費を節約することは苦痛を伴うことが多いからです。食費を減らそうとして食べる量を減らす、電気料金を減らそうとして寒い冬をコタツ無しで過ごす、など、変動費を減らすときの基本は我慢することにあります。もちろん我慢は大切ですが、我慢しないで節約できればそれに越したことはありません。

固定費を節約するのに、我慢することはさほど必要ではありません。

例えば、同じ地域で似たような間取りで家賃が1万円安いところがあって引っ越したとします。引っ越しは面倒でお金も一時的にかかりますが、引っ越してしまえば特に意識することもなく、毎年12万円の節約ができてしまいます。引っ越し料金を取り戻すのにもさほど時間はかからないでしょう。

携帯電話・スマートフォンの自分の使用状況を調べ、同じように使用しても料金が安いプランに乗り換えることも得策です。これも、基本料金などの固定費を下げることができれば、さほど苦労することなく毎月数千円から数万円の節約が可能でしょう。

生命保険や医療保険に支払っている額も、固定費に入れて良いでしょう。これらも保証を変えず、あるいは保障を見直すことによって、保険料が節約できる可能性があります。

他にも、出費の中で固定費になっているようなものはたくさんあると思います。

 

やろうとしない人には何も起こらない

「そんな安い家賃のところなんか無いよ」というあなた。無いかどうか調べましたか?また継続的に調べていますか?

「調べるのも面倒だから携帯電話の料金プランはそのままにしておくよ」というあなた。面倒なことをしない代償として、出費が大きくなることを覚悟していますか?

何も努力しようとしないで「節約できるといいな」「お金が貯まると良いな」と思っている人は現実を見つめましょう。自分が動かなくては、お金が貯まる人にはなれません。

まずは、家賃と電話料金と保険料金あたりの見直しをしてみてはいかがですか。

タイトルとURLをコピーしました