パケット通信のプランを定額制から2段階定額制にしよう
メリット
- プランによっては数千円の削減となります
- Wifi環境が充実していれば、利用を制限しなければならない場面は少ないでしょう
デメリット
- 2段階定額制が設定されていない場合があります
- 使い方によっては、定額制の金額を超えてしまします
- 定額制をやめると、様々な割引がなくなってしまう場合があります
- 生活圏にWifiがあまりないと、利用を制限される場面が多くなる可能性があります
docomoのプランを見直そう
定額制 | 2段階定額制 | ||
---|---|---|---|
iPhone | Xiパケ・ホーダイ for iPhone 5,460円/月 |
→ | × プランがない |
Androidスマホ | Xiパケ・ホーダイフラット 5,985円/月 Xiパケ・ホーダイライト 4,935円/月 |
→ | × プランがない |
携帯電話 (ガラケー) |
パケ・ホーダイフラット 5.460円 |
→ | パケ・ホーダイシンプル* 0円〜4,410円 |
docomoはいくつかあった2段階定額制のプランの新規受付を、2014年1月31日で終了しました。そのためこの方法は、残念ながら携帯電話(ガラケー)でしか使えません。(*パケ・ホーダイシンプルは、FOMAスマートフォンでも利用できます。)パケ・ホーダイシンプルもいつのまにかなくなってしまう可能性があるので、携帯電話(ガラケー)でパケ・ホーダイフラットにしている人は、ぜひ今のうちにパケ・ホーダイシンプルに変更しておきましょう(メールも少ない人は、もっと安くなる方法があります。次の記事で発表します)。
(2台持ちにするなど)スマホによる通話をやめてデータ通信専用端末にするのであれば、「Xiデータプラン2 にねん 2,500円〜6,510円」という2段階定額制のプランが有ります。
auのプランを見直そう
定額制 | 2段階定額制 | ||
---|---|---|---|
iPhone5/5s/5c 4G LTEスマホ |
LTEフラット 5,985円/月 |
→ | × プランがない |
iPhone4s 3G スマホ |
ISフラット 5,460円/月 |
→ | ダブル定額スーパーライト** 390円〜5,985円 |
携帯電話 (ガラケー) |
× プランがない |
→ | ダブル定額スーパーライト** 390円〜4,410円 |
**ダブル定額スーパーライトの他に「ダブル定額ライト 1.050円〜5,985円」「ダブル定額 2,100円〜5,985円」もあります。利用状況によってどれがいいかは変わりますが、とりあえずあまりパケット通信をしないとして最安となるスーパーライトを選びました。
softbankのプランを見直そう
定額制 | 2段階定額制 | ||
---|---|---|---|
iPhone5/5s/5c | パケットし放題フラット for 4G LTE 5,985円/月 |
→ | パケットし放題 for 4G LTE 2,100円〜6,510円 |
iPhone4s | パケットし放題フラット 4,410円/月 |
→ | 標準プライスプラン パケットし放題for スマートフォン 1,029円〜4,410円 |
4G スマホ | パケットし放題フラット for 4G 5,985円 |
→ | パケットし放題 for 4G 2,100円〜6,510円 |
3G スマホ | パケットし放題フラット for スマートフォン 5,460円 |
→ | パケットし放題S for スマートフォン 390円〜5,985円 |
表を見ると、2段階定額プランもちゃんとあって選べるようですが、2段階定額制を選ぶと割引が受けられないあるいは割引額が下がる、などの取り決めがあるため、なかなか2段階定額制は選びにくくなっています。また、どのプランもすぐに上限の金額に達してしまうため、基本的にパケット通信はWifi環境のみで行うようにしないと、2段階定額制を選ぶメリットがありません。
合理的なまとめ
どのキャリアもフラット定額制を選んでもらいたいようです。プランを廃止したり、フラット定額制のほうが割引額を優遇されたり、とうことは今後も避けられないでしょう。パケット通信料金を下げることができても、他の割引がなくなったりするとあまり節約にはつながらないかもしれません。2年契約の切替時期などにうまく変更できればいいのですが・・・。次回の記事で紹介する方法のほうが合理的か?
- パケット通信をほとんどしない、あるいはWifi環境でしかしない、という人は検討の余地あり
- 割引額などが変更になるかどうか、確認が必要
- あまり節約にはならないケースも多い