サラリーマンが株式投資を考えることは悪いことではない

合理的な投資

こんにちは!ごりぽんです。
株式投資には、少し後ろ暗いイメージがありますよね。

株式投資は後ろめたいものか?

「俺、株やってるんだよね。今回は儲かっちゃった。ははは」

といった会話が、大っぴらにされているところは、あまり想像できません。お金に関することですし、株を所有していても人に話したことはない、という人は多いのではないでしょうか。

損している人はもちろん言いたくないでしょうし、儲かっている人も「何だか後ろめたい・・・」と思っている人もいるでしょう。

でも私ごりぽんは、サラリーマンが株式投資を考えることは、悪いことではないと思います。むしろ、積極的にいいことだと思っています(ただし、最低限の勉強と注意深さは必要です)。

なぜなら、現代社会で生活していくにはある程度の収入を得て生活しなければならず、株を含め金融資産からの収入は、無視できない大切なものだからです。

 

収入を得る方法は案外少ない

人が社会から収入を得る方法は、次の3つに集約することができます。

  1. 労働の対価
  2. 不動産や金融資産の配当・売却益
  3. 他人からの贈与・寄付

国や地方公共団体からの補助金や交付金は、3に含まれると考えます。意外と少ないですよね。

このうち、他人からの寄付・国や地方公共団体からの交付を生涯の収入の柱にする、という人はいないと思います(親からの仕送りで生活している人は多いかも)ので、〈1労働の対価〉と〈2配当・売却益〉について考えてみます。

 

収入を得る方法は年齢とともに変化する


労働の対価としての収入はわかりやすいでしょう。サラリーマンなら会社で働くことの対価として給与をもらっています。農家はせっせと働いて育て上げた作物を市場に出すことで、収入を得ています。フリーランスの人は請け負った仕事をこなすことで、収入を得ています。

ただ、この労働による収入は、若い頃から50才台くらいまでは収入の柱とすることができるでしょうが、それ以降はあまり期待できないケースも多いでしょう。

印税など過去の労働からも収入が得られる人はいますが、大半の人は現在の時間を切り売りして働いているのが現実です。

体力が衰え、会社からは肩たたきされるような人生の後半において、十分な収入を得ることはなかなか難しいかもしれません。

労働からでない収入というと、不動産か金融資産などからの収入ということになります。あなたが不動産をたくさん持っていない限り、金融資産の重要性はとても大きなものなのです。

 

リスクゼロはあり得ない

「でも株なんかで儲けても、真っ当でないような気がして・・・」

銀行にお金を預けていれば、低いけれども金利がついてますよね。それも立派な金融資産からの収入です。

その日暮らしをしている人は別ですが、普通の社会人としてお金を貯めている人は、貯めたお金をどのような形で運用するか(あるいはしないか)、という問題からは逃れられません。

株式投資もその運用方法の一つです。

「でも失敗して減ることがあるでしょう?」

その通りです。ですから株式投資を安易に始めてしまうことは危険です。「大切な基本の考え」を学んでおかなければ、大切なお金を減らしてしまうかもしれません。

でも少し勉強すればわかりますが、銀行に預けていたお金の価値が、インフレによって実質的に減ってしまうこともあるのです。株式投資をしなければいい、というものでもありません。

お金について学び、適切に管理することが大切なのです。そして、金融資産などからの収入を大きくしていくことができれば、労働収入の減少を補填することができます。

 

株式投資の思わぬプラス面

株式投資などについて考え始めると、勉強したくなるはずです。

損をしたくないので経済についても勉強するようになるでしょう。

サラリーマンとして、経済動向や金利などに詳しいことは、プラスにはたらくはずです。

するとあなたのスキルが上がり、会社からの評価も高くなり、ボーナスが上がる・・・というような相乗効果もあるかもしれません。

リスクの管理さえしっかりしていれば、株式投資を考えることはプラス面が多いと思います。

ただし、リスクの管理はそれなりに難しいので、原則をしっかりと学び、安易な行動をとらないようにしましょう。